
コンタクトの定額制って正直どう?どんな人にメリットがあるの?
そんな疑問を解消します!
この記事の内容
- 実店舗+ネットの人気定額制の比較
この記事の信頼性

今の時代、探せばいくらでも定額制がありますね!
コンタクトショップも顧客獲得に向け、定額制を始めるところが多くなりました。
今回は実店舗とネット上で人気のある4つを、本当にお得になるのか検証してみましょう!
代表的なコンタクトの定額制
今回はこちらの4つを検証してみました。
- メニコンのメルスプラン
- アイシティのおトク定期便
- エースコンタクト他の3Cプラン
- diconのザ・コンタクトプラン
定額制を検討する方の前提条件として「コンタクトをメインで使う人」と思っていたのですが、プランの選び方によってはお得に使えるものもありますよ!
定額制に入会前にチェックするべきこと
ここをチェック
- 退会の手続き方法
- 契約期間の縛りがあるか
- 一時的に休会ができるか
- 眼科の検査を受けるペース
- 契約期間が終了したあとの更新方法
- 引っ越した際に継続できるかどうか
- 度数が合わなくなった時の交換が可能かどうか
- レンズを受け取れなかった時のお金の引き落とし
- 初めて使う種類が合わなかったらどうなるのか
この辺りを確認して入会するとトラブルが防げます。
すでに定額制を契約しているかたも、コンタクトの使用頻度が減った時は継続をするか退会をするか一度見直しましょう。
コンタクトの使用期限(平均3年)を考えると、見え方が変わらなければレンズが無駄になることはありません。
一番損してしまうのが、使わないのにお金が引き落としされていて、レンズも受け取っていない状況です。
これだけは絶対に避けたいですよね!
メニコン メルスプラン

メニコンがやっているメルスプランは、コンタクトの定額制では一番歴史が長いものです。
レンズの種類
近視遠視・乱視用・遠近両用、カラー、ハード、ソフトなど、メニコンの商品のみとはいえ様々な種類があります。
最近は1DAYのサークルレンズもラインナップに加わりました。
メルスプラン内で種類を変更することもできます。
- 1DAYで入会したけど2WEEKにしたい
- 2WEEKを使ってるけど花粉の時期だけ1DAYにしたい
- ハードコンタクトで入会したいけどソフトにしたい
などなど、今の状況に合わせて種類を変えることができるようになっています。
また、メルスプランは近視用も乱視用も金額が変わりません。
乱視用コンタクトを使っている方は、かなり年間費用を抑えることができます。

メルスプラン専売の高性能レンズも選ぶことができます。少し前には、世界初の使い捨てハードレンズ「フォーシーズン」がでました。
片眼1セット4枚組で貰えて、3ヵ月で新しいコンタクトに交換していきます。
4枚貰えるということは、万が一紛失や破損をしてしまったときもスペアがあるので安心ですね。


レンズの性能も、従来のハードコンタクトより更に薄くなっていてるので、つけ心地も向上され酸素透過も上がりました。
ハードコンタクト初めての方や、長時間装用する方に向いているコンタクトです。
メリットはサポートが手厚いこと
メルスプランの特徴でもあり、最大のメリットとしてはトラブルに対するサポートが手厚いことです。
- 破損した
- キズが付いた
- 汚れてしまった
- 視力が変わってしまった
こんなときでも追加料金無しで対応してくれます。
※紛失の場合は、使い捨てコンタクトなら無料・ソフトコンタクトとハードコンタクトは1枚5,000円(税別)かかります。

2WEEKを使っているんだけど、今まで多少汚れが気になっても期限まで我慢していたんだよね。
メルスプランなら、期限より早めに交換して新しいレンズを使っても追加料金がかかりませんよ!

全国展開しているのも心強いです。加盟店は1,500店舗以上あります。
お出かけ先や、引っ越し先でもメルスプラン加盟店があればサービスを受けることができます。
ただ、どの加盟店でも全てのメルスプラン商品を取り扱っているわけではなく、小さな施設では取り扱っていない商品もあるので、事前に確認するようにしましょう。
デメリットは退会の落とし穴
メルスプランの一番気を付けるべき点は、退会手続きをしない限り費用が引き落としされてしまうことです。
処方箋が切れたらコンタクトは貰えません。自動定期配送もストップします。ですが、引き落としはストップしません。
”コンタクトが送られてこない=退会”と勘違いしてしまうと、費用だけ引き落としがかかり、コンタクトは受け取っていないという最悪の状況に陥ることがあります。

SNSでも、ずっと引き落としがかかっていた~と呟く方を見受けられます。
メルスプランはシステムが少し複雑だと思います。
説明を聞いても100%理解できなかったり、スケジュールやお金の管理が面倒と感じる人にはオススメできるプランではありません。
メルスプランに向いている人

全て踏まえたところで、メルスプランに向いている人はこちらに当てはまる方ではないでしょうか。
- 週5回以上使う
- 見え方が変わりやすい
- 紛失や破損、汚損が頻繁にある
- 乱視用のコンタクトを使っている
- 加盟店に定期的に行くことができる
- お金とスケジュール管理が苦じゃない
特に①⑤⑥は必須条件だと考えます。
上手に使えば、サポートも手厚く価格も抑えられますが、生活の変化に対応できないと損してしまう可能性も高いのでよく検討してくださいね。
アイシティ おトク定期便

みなさまご存じアイシティが使い捨てレンズの定期便と、ハードレンズの定額制を始めました!
おトク定期便は、定額制とは少し異なってくるんですがせっかくなので比較してみましょう。
対象レンズは50種類以上
アイシティで取り扱いの50種類以上の使い捨てレンズが対象です。
1年契約では最大25%オフに、6ヶ月契約では最大20%オフなります。
アキュビュー製品は値引き率が5%落ちるようです。

普通に買うのが勿体ない!!
メリットはシステムがシンプルなこと
メルスプランとの大きな違いは、システムがシンプルなことです。
申し込み時に入会金はかかりませんし、契約期間の満了で自動で契約が切れます。
退会手続きのし忘れも心配がなく、契約期間後はお金を請求されることはないので、使用頻度が減った場合でもムリに使い切る必要はありません。

またこちらも見え方保証があります。
契約期間内は、規定枚数が残っていれば新しい度数と交換してくれます。
メルスプランと異なり、返品交換条件は厳しいのでしっかり確認してください。
デメリットは、人によって価格が上がること
デメリットは、普段から実店舗で購入している人にとっては価格が安くなりますが、通販サイトでも購入している人にとっては、逆に価格が上がってしまうこともあります。
おトク定期便は、価格に魅力を感じて契約する人が多いと思いますので、普段の購入価格とよく比較することが大事ですね!
おトク定期便に向いている人
- 実店舗で購入している
- 通販で購入するより価格が安くなる
- 面倒でわかりにくいシステムが苦手
- コンタクトの使用期限内に使えるほどの使用頻度がある
気を付けるのは②だけで、対象者はたくさんいらっしゃいます!
ハードレンズの定額制

アイシティにもハードレンズの定額制があります。
種類はHOYAと東レのレンズで、遠近両用タイプも選べます。
ハードの場合は基本的に2年縛りの契約で、2年目以降は自動継続になります。
契約期間中は何度でも新しいレンズに交換ができますし、紛失した場合は1枚5,500円で購入することができます。

遠近両用ハードコンタクトも月々1,408円~使えるのは格安!
エースコンタクト他 3Cプラン

これはエースコンタクト・富士コンタクト・シティコンタクトで行われている定額制です。
メニコンのグループですから、こちらの3Cプランもメルスプランと同じようなサポート内容です。
メルスプランと異なるのが、月額費用の支払いがクレジットカード払いのみという点と、種類がクーパービジョン・アルコン・ボシュロム・SEEDの一部の商品が対象となることです。
対象店舗がかなり限られてきますので、引越しをする予定がある方はよく考えて入会しましょう。
dicon ザ・コンタクトプラン
こちらはネットで申し込みができる定額プランになります。
レンズの種類
アンジョルノクリア1DAYが対象です。
聞いたことが無いレンズで不安かなと思いますが、心配な方は最初にトライアルをしてから申し込むことができます。
度数 | ±0.00、-0.75~-10.00 |
---|---|
ベースカーブ | 8.7mm |
含水率 | 55% |
紫外線 吸収率 | UV-A波:吸収率 80%以上 UV-B波:吸収率 95%以上 |
保湿成分 | MPCポリマー |
酸素透過係数 | 19.7×10-11(cm2/sec)・(mLO2/(mL×mmHg)) |
高酸素透過のシリコーン素材ではありませんので、1日8時間前後のコンタクトをつける方に向いています。
高すぎない含水率でつけ外しもしやすく、保湿成分のMPCポリマーはヒアルロン酸2倍の保湿効果があるので、うるおいも高いコンタクトです。
メリットは低価格とスキップ
メリットはなんと言っても両目で月額1,900円の低価格なところです。

お金が無くて1DAYを何度も使う方がたまにいますが、そういう方には打ってつけのプランではないでしょうか。
また、使用頻度が減った時に最大5カ月は配送をスキップができます。スキップした月は当然費用の請求はありません。
このプランは年会費3,300円がかかりますが、12カ月ごとに年会費というわけではなく、12回の配送ごとに年会費がかかります。
年会費を入れたとしても、1ヶ月分2,175円で使えるので価格は一番抑えられますね。
デメリットはレンズの性能と種類の少なさ
低価格になってしまうと仕方ないことですが、コンタクトの酸素透過は低いので長時間つけるかたは乾燥感を感じるかもしれません。
まずはトライアルをしてから、定額制に申し込むのが安心ですね!
また、以前はカラコンも定額プランの対象でしたが新規受付を終了してしまい、今はアンジョルノクリア1DAYのみが対象商品です。
ザ・コンタクトプランに向いている人
- とにかく費用を抑えたい人
- コンタクトの使用頻度が安定しない人
度数交換も、1箱につき21枚以上が未使用で商品到着から20日以内であればできますので、見え方が変わりやすい方でも安心です。
この定額制コンタクトレンズの詳細はこちら↓↓

まとめ:どれを重視する?

- 費用重視
- dicon
- 高スペックのレンズ対象
- メルスプラン・3Cプラン
アイシティのおトク定期便 - 手軽でわかりやすいプラン
- アイシティのおトク定期便
- サポートの充実度
- メルスプラン・3Cプラン
まとめるとこんな感じです。どれに魅力を感じるかで選び方が変わってきますね。
毎回コンタクトショップに買いに行っている方は、一度検討してみてください。
自宅まで定期的に送ってくれるサービスもありますから、忙しい人や、毎回お店に行っても在庫のない人は更に恩恵を受けられます。
やはり費用で選ぶなら、断然ネット通販が安く購入できます。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!