
子供の視力がどんどん下がってるから心配だなぁ。
そんなお悩みを解消します!
この記事の内容
- 子供の近視の進み方
- コンタクトを始める年齢
- オルソケラトロジーについて
この記事の信頼性

お子様の視力が悪くなっていくのは心配ですよね。
近視が進む原因としては
- 成長期に眼軸が伸びるため
- 遺伝によるもの
- 環境的要因
主にこちらが考えられます。
今回はお子様の視力の変化に関して記事にしていきたいと思います。
近視はある程度の年齢まで進みます

「半年ぶりに眼科で検査をしたら近視が進んでいた」小学生~高校生ではよくあることです。
20歳から25歳あたりまでは近視が進むことが珍しくなく、その後は余程酷使しない限りは止まっていきます。
メガネやコンタクトの度数を上げたからと言って近視が進むということはありませんので安心してください。

常に適切な見え方に合わせることが大事ですよ!
近視が進む原因
今や小学生の7割、中学生の9割以上が近視になっているといわれています。
眼球の眼軸が伸びて近視になることと、スマホやタブレットなどの見過ぎで近視が進むことが原因として考えられます。
また遺伝的な要因も少なからずありますので、ご両親で近視が強い方がいる場合は、お子様も近視が強くなる傾向があります。
成長期で近視が進む

近視化の多くはこの軸性近視になります。
前から光が入った時にピント位置(網膜)に当たるのが、目が良い「正視」になります。
身長が急激に伸びることで眼球も成長して眼軸が伸びます。
光の屈折力は今までと変わらなくても、眼軸が伸びることで光が網膜に当たらなくなり、これが近視化の原因になります。
環境的な要因で近視が進む
スマホなどの強い光を長時間浴びて目を酷使する場面が続くと、急激な視力低下に繋がります。
近くのものを見続けていると、脳が勘違いをして「近くを見やすい目にしてあげよう」と目の構造を作り変えてしまうからです。
特に寝転がった状態でスマホを操作するほうが画面との距離が近づきますので、こまめな休息と30cm以上離した状態で操作をするようにしてください。
コンタクトは何歳からできる?

コンタクトの対象年齢としては特にありません。
ただ、どこの眼科でもコンタクトの検査ができるかというわけではなく、眼科の先生のお考えによって処方が出来るかどうかが変わります。
〇歳以上でなければ処方箋を出さないという施設もありますので、眼科に行かれる際には確認をしてくださいね。

中学生あたりからコンタクトを始める人が増えてきます
正しい取り扱い方法を
保護者の方と確認しましょう
お子様がきちんと安全にコンタクトを使えるように一緒に確認をお願いします。
- 修学旅行
- 部活動などでの合宿
- プールの授業
このような場合どうするかよく質問を受けます。
多少コストはかかってしまいますが、一番安心なのはその日だけでも1DAYにすることです。
プールや海ではアカントアメーバ感染症の危険性もありますので、コンタクトは外して度入りのゴーグルをしていただくのが安心です。
近視が強くてコンタクトをしないと怖くて歩けない方は、目に水が入らないように注意をしつつ、プールが終わったらレンズをすぐに新しいものに変えると良いでしょう。

寝ている間に視力を回復
オルソケラトロジー

オルソケラトロジーというのはご存じでしょうか?
特殊なハードレンズを装用して眠ることで角膜の形状を矯正し、朝起きたら視力が回復しているというものになります。
レーシックやICLとは異なり手術は不要なので、リスクを最小限で使用することができます。
対象年齢は10歳くらいから。
初期費用は20万円前後です。
対象年齢は広がり、今はお子様でも装用ができるようになりました。
角膜がやわらかいお子様のほうが効果が出やすく、近視を抑制するという研究発表もあります。
費用は自由診療ですのでピンキリですが、両目で20万円前後が相場です。
ケアができていないと汚れて寿命が短くなってしまい買い替えスパンが早くなりますので、しっかりとメンテナンスをしていきましょう。
メリットは裸眼と同じように過ごせること

小さいお子様ですと、正しく取り扱いができるか心配ですよね。
ですがオルソケラトロジーは寝ているときだけ装用するものですから、日中は裸眼で過ごすことができます。
スポーツも気兼ねなくできますので、保護者の方の目が届かないところでも安心感がありますね。
デメリットは高額な費用です
高額な費用がかかりますし、レンズは寿命があるので約2年に一度は買い替えなければなりません。
さらに紛失や破損をした場合は追加料金がかかります。
もったいないからと無理して長く使ってしまうと目に傷がつくリスクが高まってしまいます。
費用の負担が気になる方にはオススメできません。

オルソケラトロジーをやめた後はしばらく視力が不安定な状況が続きます。
個人差もありますが、2カ月ほど視力が安定しないお客様もいらっしゃいました。
通常のコンタクトに切り替える際は、毎回視力検査をして買うのがいいでしょう。
まとめ:こまめな視力検査と
安全な使い方を一緒に確認

学校健診で視力が再検査になったときだけではなく、目を細めるなどの見えにくそうなサインを出していたら眼科に行くようにしましょう。
初めてのコンタクトでも大丈夫です。販売員の私たちが全力でサポートしますよ!
コンタクトはたくさん種類がありますが、選び方は簡単です。
とりあえずこれを選んでおいて損はないかも?最強コスパコンタクト。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!