
使い捨てレンズって種類がありすぎてどれを選んだらいいかわからないよー!
何か見分け方とかあるの?
そんな疑問を解消します!
この記事の内容
- コンタクトの素材は2種類ある
- レンズの特徴がわかるポイント
この記事の信頼性

コンタクトの種類が多すぎるし、公式ホームページを見ても良いことしか書いていないし、どれを選んだらいいのか迷ってしまうということはないですか?
実はコンタクトの持つ特徴さえ抑えてしまえば、全く知らないコンタクトでもどんなものかが想像できるようになるんです!
特に通販で買うことが多い方にはかなり参考になると思いますので、是非覚えてみてくださいね。
使い捨てレンズの素材

使い捨てレンズには大きく分けて2種類の素材があります。
- ハイドロゲル
- シリコーンハイドロゲル
異なる点は瞳に届く酸素の量です。
ハイドロゲル素材はレンズの中の水分を介して瞳に酸素を届けるのに対し、シリコーンハイドロゲルは水分だけではなく素材自体が酸素を届けてくれます。
朝から夜まで長時間つける人は、酸素をたっぷり通してくれるシリコーンハイドロゲルを選択するのがお勧めです。
まれにシリコーンアレルギーで目が腫れてしまう方もいますので、必ず眼科で試しましょう。
酸素の透過率の比較
酸素の透過率はメーカーのホームページを見ると調べることができます。
- Dk値はコンタクトの素材自体が通す酸素の数値
- Dk/L値(Dk/T値)はDk値をレンズの厚みで割った数値
数値が高いほど酸素をよく通すレンズといえます。
公表されているDk/L値は-3.00の時のレンズの厚みに対しての数値になり、度数が高いレンズや乱視用のレンズは厚みを増すため、この数値より低い酸素透過率になります。

コンタクトの特徴がわかるポイント
含水率が高いもの・低いもの
お客様に聞かれることが多いのが、含水率(がんすいりつ)についてです。
レンズに含まれる水分量が「50%未満のものを低含水」「50%以上のものを高含水」と言います。
水分量が多いほうがいいのではないかと感じると思いますが、一般的に水分が多い高含水のほうが乾きやすいと言われています。

時間が経ってレンズに含まれる水分が減ってくると、上の写真のようにだんだんと変形してきてしまいます。
コンタクトは変形を防ぐために涙を奪って形を保とうとするのです。
例えば、含水率30%のレンズに比べて含水率65%のレンズは、必要とする水分量が多いということですから、奪う涙の量も多くなり乾燥を感じやすくなります。
ですがこれも個人差があり、高含水のほうが乾燥を感じないという人も中にはいらっしゃいますし、レンズの保湿成分によっても左右されます。
高含水
低含水
ハイドロゲルとシリコーンハイドロゲルでは、含水率によるメリット・デメリットが変わります。
高含水
低含水

やっぱりシリコーンハイドロゲルってすごいんだ!
非イオン性とイオン性は、汚れのつきにくさ
非イオン性は、イオン性に比べて汚れがつきにくいです。
汚れの原因であるタンパク質などの汚れはプラスイオンを帯びているため、マイナスイオンを帯びるイオン性は汚れをひきつけてしまいます。

14日間使う2WEEKを選ぶときは非イオン性を選んだ方がいいでしょう。
逆に1DAYは1日で捨ててしまうので、個人的にはそこまで気にしなくてもいいと思います。
UVカットはあったほうがいい?
コンタクトはあくまで黒目の上をカバーするだけなので、100%のUVカットができるわけではありません。
完璧を求めるならUVカット機能のあるサングラスを併用していただくのが良いでしょう。
残念ながらすべてのコンタクトにUVカット加工があるわけではありません。
- 少し乾燥が気になるけどUVカットあり
- 特別なにも不便ないけどUVカットなし
どちらを重視するかですし、生活スタイルによって決めてもいいと思います。

普段はこだわらないけど、ゴルフをするときはUVカット付きという使い分けもいいですね。
まとめ

シリコーン素材のコンタクトを選べれば一番ですが、カラコンなどシリコーンの素材が少ないときは、どんなコンタクトが調子がいいか覚えておきましょう。
自分の調子いいコンタクトの特徴がわかると、新しいコンタクトを使う時も選びやすくなります。
ネットの情報には「低含水のコンタクトが乾燥しにくい」とよく書かれていますが、全員に当てはまるわけではありません。
低含水のコンタクトで乾燥してしまうなら、逆に高含水のコンタクトを使用してみてください。意外とこれで快適に使えるようになったという方も多くいますよ!
では実際にどんなコンタクトがあるのかな~と気になるこちらの記事をご覧ください。
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今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。