コンタクトが酸素を通した方が良い理由

カラコン

こんにちは!
コンタクトレンズ販売員歴10年のまると申します。

このブログで何度も酸素透過性のことに対して触れています。

皆さんなんとなーく酸素は通した方がいい気はしますよね!

では今回はなぜ酸素が大事になってくるかをお話ししたいと思います。

それではどうぞ!

まる
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この記事はこのような人にオススメです

  • 将来のリスクも知りたい方
  • コンタクトをより安全に使いたい方
  • どういうコンタクトが酸素を通すか知りたい方

なぜ酸素を通すコンタクトがいいの?

実は瞳も呼吸をしています

コンタクトはどれだけ性能の良いレンズを使っても、目にとっては異物に変わりありません。

ですので、限りなく裸眼に近づけた状態で使えるかが大切になってきます。

着け心地や乾燥感はもちろん気になるところですが、10年20年先も問題なく使っていけるように、普段は意識をしないようなところも頭に入れておきましょう。

酸素が不足するとトラブルが起こりやすくなります!

酸素不足の状態では新陳代謝が鈍ってしまい、傷がつくなどのトラブルが発生しやすくなります。

また感染症への抵抗力が低くなりますので、細菌やウイルスが侵入しやすい状態になります。

感染症は、主に痛みや充血・涙目・視力低下を伴い、治れば痛みや充血はなくなりますが

細菌に侵されてできた潰瘍による濁りや瘢痕があると、それはとることができません。

その位置が瞳孔に重なっていると、視力が元に戻らないこともあります。

まる
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私も長時間装用と2WEEKのケアを正しく行えていなかったときに感染症にかかりました。
運よく瞳孔には重なっていませんでしたが、瘢痕は消えないといわれました。

角膜内皮細胞の減少

画像出典:新宿シティ眼科

角膜の一番内側にある角膜内皮細胞。

角膜の透明度を保つために必要なもので、通常六角形の形をしています。

加齢とともに減少していくものですが、酸素をあまり通さないコンタクトだと減少スピードが速くなってしまいます。

この細胞は一度死んでしまうと再生することはありません

まる
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角膜内皮細胞の数を測る機械が置いてある眼科がありますよ

成人の角膜内皮細胞の数は3000/㎟あたりになります。

これが500 /㎟ を下回ると角膜が白く濁ってきて視力が出なくなり、角膜移植でしか透明な角膜を取り戻すことができなくなります。

そしてコンタクトをすることによって、減っている角膜内皮細胞がさらに減ってしまうことになるのでコンタクトが使えなくなります。

画像出典:先進会眼科

それ以外にも、将来白内障の手術を受けることができなくなります。

白内障は白髪やシワと同じように老化現象ですので、多くの方は水晶体が白く濁ってきて視力が低下し、手術を受けることになると思います。

手術をすることで再びクリアな視界が得られますが、角膜内皮が少なく混濁していると、手術を受けたとしても、思ったように視力の回復は望めないかもしれません。

また、白内障手術の際に角膜内皮細胞が数百個ダメージにより減少するので、角膜内皮細胞が少ないと手術が受けられないこともあります

血管新生

角膜はもともと血管のない組織ですが、酸素不足が続くと血液の中から酸素を取り込もうとして、白目のほうから新しく増殖した血管が角膜に侵入してきます。

血管の侵入しているところは角膜混濁が起こりやすく、さらに血管が中心の方まで伸びてくると、角膜の中心部の混濁を起こし、視力障害を起こしてしまう可能性があります。

自覚症状はほとんどなく、血管が進入してきているかどうかも、肉眼では確認できません

自覚症状がないからいいというわけではなく、自覚症状が出てしまったときはかなり症状が進行しているということです。

長時間使っている方は特に、定期的に眼科の先生に診てもらうことがとても大事になります。

まる
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苦手な方もいると思うので写真は載せません。気になる方は検索してみてください。

酸素を通してくれる安全なコンタクト

では、こういったリスクを最小限に抑えられるコンタクトを紹介していきましょう!

ハードレンズ

画像出典:アイミー

ハードレンズは角膜(黒目)よりサイズが小さいです。

そのため、余っているスペースから酸素を取り込むことができます。

さらに、目の中で上下に動いて涙を循環させてくれるますので、涙に含まれた酸素を届けることもできます。

また、今のハードレンズは拡大していくとザルのように穴が開いているので、その穴から酸素を通すことができます

ただ、穴に汚れが詰まると酸素が通せなくなりますので、しっかり汚れを落とすケアをしていくことがとても大切です。

画像出典:メニコン

使い捨てソフトレンズ

ソフトレンズにはハイドロゲル素材と、シリコーンハイドロゲル素材があります。

ハイドロゲル素材は水分を介して酸素を運ぶのに対し、シリコーン素材はハードレンズのようにレンズ自体が酸素を通してくれます

シリコーンでアレルギー反応が出てしまう人以外は、やはりこの素材がおすすめになります。

画像出典:メニコン

カラコンのヘビーユーザーの方へ

カラコンは見た目の印象がガラッと変わることから依存する方が多いです。

ほとんどのカラコンはハイドロゲル素材ですし、普通のクリアレンズよりカラーがのるために酸素の通りが悪くなります

毎日カラコンをすると酸素不足な状態が続くということですから、目にかかる負担は倍増します。

クリアレンズと併用していただくのが一番ですが、難しければなるべく短時間で外すように心がけてくださいね。

まる
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カラコンとはお友達以上恋人未満でいてほしいです!

最近はシリコーン素材ののカラコンも誕生しています!

色が気に入るようであれば、こちらもぜひ検討してみてくださいね。

まとめ

いかかでしたか?

少し怖がらせてしまったかもしれませんが、替えのきかない目ですからコンタクトのことをもっと知って安全性にこだわって使いましょうね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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